【二次小説】第31話「クラゲ集団から人魚の里を守れ!」
こんばんは。
夏が本日で最後になりますので、今年最後の残暑の小説を上げていきます。
今回は一寸壮大な話になります。
心してご覧いただくようお願い申し上げます。
8月下旬のある日。
スライヴセントラルの第一学区の海岸に来ていた。
桜道舞「しかし、今日も人が多いね・・・」
泉光子郎「夏がそろそろ終わるからか家族連れとか色々来てますよね。」
桜道舞「しかも、蝉がミンミーンと泣いている。」
八神太一「もうすぐで夏が終わるからしっかり楽しもうぜ。」
舞は皆と話していた。
すると、ある一人がやってきた。
円城寺三毛「なぁ、お前ら。ちょっといいか?」
鳴子郁「ん?何だ?」
円城寺三毛「お前らは人魚とかいると思うか?」
太一&大輔「人魚!?」
桜道舞「あ~、デ○ズニーの映画の?」
円城寺三毛「そうだぜ!」
タケタケ「う~む・・・、どうなんだろ?」
ルシオン「さあ・・・。」
桜道舞「でも本当に居たらマスコミとか駆け付けて大騒ぎになるよね。」
タケタケ&ルシオン「それあり得ますね。」
円城寺三毛「まあな・・・。」
光司陽太「でも一度で良いから会ってみたいな!」
武之内空「私もー!」
井上京「私も人魚姫になってみたいわね。」
それから舞たちは自由行動で海で泳いだり、砂のお城を作ったりしていた。
舞は浮輪に乗ってのんびりとしていた。
桜道舞「ぷかぷか気持ちいいな~。」
その時。
パフッ!!
桜道舞「ふぎゃ!?」
突如、舞の顔に何かが当たった。
起きてみると青と黄色のビーチボールが浮かんでいる。
桜道舞「誰の?」
ガーナ・アルカラム「舞ちゃーん!それ私達のです!」
前を見るとガーナとショコラが手を振っていた。
桜道舞「投げるよー!えいっ!」
ポンと、舞はガーナの方へビーチボールを飛ばす。
それをガーナがキャッチする。
ガーナ・アルカラム「ありがとー!」
桜道舞「暑すぎる・・・。浜辺に戻るか・・・。」
舞が居た所は浜辺から少し離れたところ。
泳いで戻ろうとすると・・・。
ザッパーン!!
桜道舞「なっ!?」
突如、大きな波が襲ってきた。
舞は波に飲み込まれてしまったのだ。
桜道舞「わあああ~!」
その頃、
ずんだもん「あれ?今舞ちゃんの声が?」
春日部つむぎ「へっ!?」
白上小太郎「舞ちゃん!どうしたんですか!?」
青山龍星「何処にも居ないぞ!?」
四国めたん「と、とにかく探さなきゃ!!」
そのころ舞は、
???「大丈夫ですか?しっかりしてください・・・。」
桜道舞「・・・う・・・。あれ!?」
桜道舞はガバッと起きた。
周りを見渡すと一面青色・・・。
しかも魚たちが泳いでいる。海藻もフヨフヨと動いている。
つまり此処は・・・
桜道舞「えっ・・・海の中!?」
???「はい。海ですよ。」
桜道舞「でも何で私生きてるんだろ?」
???「貴方に特殊な魔法をかけたんですよ。」
桜道舞「そう・・・。って!?」
舞は???を見た。
何と???は人魚だった。
桜道舞「君・・・人魚!?」
???「はい。あ、あたしの名前は「トリトン」と言います。」
人魚の少女の名前はトリトンと言うらしい。
桜道舞「私は桜道舞。しかし本当に人魚がいるなんて・・・。」
舞は驚いた表情で答えた。
舞はトリトンの顔を見た。
何やらトリトンの顔は悲しい顔をしている。
舞は話しかけてみた。
桜道舞「どうしたの?悲しい顔をして。」
トリトン「舞さん・・・。」
トリトンは何といきなり舞に頭を下げてきた。
桜道舞「ちょっ!どうしたの!?」
トリトン「お願いします!この里を・・・!人魚の里を助けて下さい!!」
桜道舞「!?」
舞は吃驚した。人魚の里を助けて・・・?
これは一体どういうことなのか?
桜道舞「えっと、詳しく教えてくれる?」
トリトン「はい・・・。」
ここはトリトンの家。
桜道舞「ここがトリトンの家?」
トリトン「はい。」
桜道舞「それじゃあ、さっきの事教えてくれる?」
トリトン「はい。」
トリトンは語り始めた。
トリトン「実はこの人魚の里は、人口が減りつつあるんです。今までは3000人以上この人魚の里に暮らしていたのですが。ある事件が起きて今は1500人ぐらいになってしまいました・・・。」
桜道舞「事件!?何があったの?」
トリトン「アンドンクラゲの集団がここに来て、色んな人魚たちを刺していくんです。あの集団はあたし達を消してこの人魚の里をあいつらの住処にしようとしてるんです!」
桜道舞「えっ・・・!?」
トリトン「しかも、あいつら・・・あたしのパパとママを・・・!!」
トリトンは涙ながらに語った。
桜道舞「・・・分かった!あのクラゲ集団を倒しましょう!」
トリトン「でも他の人魚たちは怖くて手が出せなくて・・・。」
桜道舞「私は、たくさん友達がいるの!だから話し合ってくる!だから一度私を地上に戻してくれるかな?」
トリトン「分かりました!またこちらに来る時はあたしを呼んでください!」
舞は一度、地上に戻ることにした
そのころ地上では。
泉光子郎「舞さーん!」
城戸丈「何処に行ったんだろう・・・。」
ルシオン「ちきしょう・・・。波に飲まれたか・・・。」
ガイト教授「こうなったら・・・、110番を・・・。」
その時でした。
春日部つむぎ「あれ・・・、舞ちゃん!?」
桜道舞「いたた。」
舞は地上に戻ってきた。
ルシオン「舞!お前何処に行ってたんだ!?」
桜道舞「嗚呼!ルシオンさん、つむぎ先輩、タケタケさん達!一寸話があるの!!」
タケタケ「話・・・?」
舞は今日宿泊するホテルで詳しく今日の事を話した。
春日部つむぎ「人魚の里がクラゲの集団に狙われてる!?」
桜道舞「しかも、今日出会った人魚のトリトンの親があのクラゲ達に・・・」
タケタケ「な・・・!?」
ルシオン「うーむ・・・、信じられないな・・・。」
ルシオンは冷たくつぶやいた。
名無しさん「ルシオン!お前は信じられないのか!?」
四国めたん「トリトンちゃんが悲しんでるのよ!?」
ルシオン「だってよぉ・・・、人魚なんて伝説の生き物なんだぜ?」
高石タケル「だからって!それはいくらなんでも酷いよ!」
石田ヤマト「冷たい奴だな・・・。」
桜道舞「こういう男には足の裏くすぐり383秒やらなきゃ分からないようだね・・・。」
ルシオン「や・・・止めろ!そんなことしたら笑い死んでしまう!!」
桜道舞「じゃあ人魚の里の事、信じてくれる?」
ルシオン「半分信じてやる・・・。」
話は決着。
そして、全員今日は早めに寝て体力をつけることにしたのだ。
次の日。現在朝の7時半。
桜道舞「皆、武器は持ったね?それじゃあ・・・。」
舞は海に向かってトリトンを呼んだ。
桜道舞「トリトーン!!皆連れてきたよ!!」
すると海の中から・・・。
トリトン「舞さん!ありがとう!!」
ずんだもん「わっ!聞こえた!!」
ルシオン「本当だったとは・・・。」
名無しさん「だから言っただろ・・・。」
トリトン「それでは皆さんを海の中にご案内します!!」
すると、海の中が光りだした。
メンバーは光に包まれ、海の中へ潜る。
桜道舞「・・・あ、到着した!!」
ルシオン「本当に里があった!!」
トリトン「皆さん。今日はお願いします・・・。」
泉光子郎「お任せください!」
城戸丈「一応フライパンは2個持ってきたけど!」
八神太一「俺は4つ持って来たぞ!!」
城戸丈「えっ!?太一君いつの間に!?」
八神太一「何かあったら行けないからな。」
武之内空「ところでアンドンクラゲってどんなクラゲなの?」
桜道舞「えっとね。アンドンクラゲは行灯(※照明器具の一種)に似たクラゲでかなり強い毒を持ってて、刺されるとアナフィラキシーショックをおこしてしまうんだって・・・。」
四国めたん「怖いわね・・・。」
トリトン「ハッ!!」
行き成り、トリトンの顔色が変わった。
桜道舞「どうしたの?」
トリトン「来たっ!!」
舞達は、トリトンが指差す方向に目を向けた。
其処には、クラゲ達がこちらにやってきているではないか。
八神太一「ここは俺たちに任せろ!丈!!」
城戸丈「分った!」
二人はクラゲを倒そうと走って行った。
桜道舞「危ないから気を付けて!!」
八神太一「何だこいつら!すばしっこいぞ!!」
城戸丈「何でことだ!フライパンが当たらない!!」
すると、1匹のクラゲが舞達に向かって泳いできた
タケタケ「うわっ!こっちに来た!!」
四国めたん「きゃあ!!」
名無しさん「2人とも、危ない!・・・」
名無しさんはいちかばちかでクラゲに松明(たいまつ)を放った。
間一髪でクラゲを追い払うことが出来た。
ルシオン「海の中で炎って聞くのか!?」
石田ヤマト「何という。」
桜道舞「わわわっ!また来た!今度は3匹も!」
今度は3匹やってきました。
八神太一「えい!とりゃっ!そいや!!」
太一は3匹のクラゲにフライパンを当てた。
ずんだもん「ギリギリセーフなのだ・・・」
トリトン「この人達凄い・・・。」
その時。
チクリッ!!
トリトン「!!」
桜道舞「え・・・!?」
ドサッ・・・。
トリトンがその場で倒れた。
桜道舞「トリトン・・・!?」
ルシオン「どうした!?」
舞はトリトンを抱き起した。
するとトリトンの腕に刺し傷があった。
ずんだもん「ま・・・まさかっ!」
本宮大輔「クラゲにやられたのか!?」
トリトン「くぅ・・・。」
桜道舞「あいつら・・・!」
クラゲ達はふよふよ泳ぎ回っていた。
舞たちをからかっているのか・・・、
舞は怒りで震えていた。
桜道舞「・・・君たち。私の言葉が分かるか・・・?」
言葉が分かったのかクラゲ達は泳ぎまわるのをを止めた。
桜道舞「貴方達、こうやって人を傷つけて何が楽しいの・・・?」
ルシオン「!?」
泉光子郎「舞さん・・・。」
桜道舞「貴方たちはここの人魚たちを絶滅させてこの里を住処にしようとしてるのね?よく聞いて?この世界は広い、だから住処はどこにだってある。なのにそうやって人魚を傷つけて全滅させてここを住処にするってどう思う?傷ついた人魚たちの気持ちとか分かるの?貴方達の仲間も傷ついたら嫌でしょう?だから、もうこんなことするのは止めようよ。」
トリトン「舞さ・・・ん・・・。」
ルシオン「お前・・・。」
クラゲ達「・・・。」
桜道舞「反省してる?もう絶対こんな事しないって約束する?それならもう行ってもいいよ。でもこれだけは分かってね。争いからは何も生まれないって事を・・・。」
すると、クラゲ達は泳いで行った。
桜道舞「ふぅ・・・。」
ルシオン「舞・・・深イイ話聞いたぜ・・・。」
桜道舞「何!?深イイ話って・・・。」
トリトン「舞さん・・・。」
桜道舞「トリトン!大丈夫!?」
トリトン「薬をすぐ塗ったので大丈夫です!」
桜道舞「よかった・・・。」
トリトン「皆さん、ありがとうございました・・・。なんてお礼をすれば・・・。」
桜道舞「そんな、お礼だなんて・・・。」
トリトン「本当にありがとうございました・・・。これ、持って行ってください。」
トリトンから貰ったもの、それは大きなパールだった。
ルシオン「でかっ!!」
桜道舞「バスケットボール並みに大きい・・・!」
トリトン「あたしが作りました。持って行ってください!」
桜道舞「ありがとう!トリトン、またここに来てもいい?」
トリトン「はい!いつでもあたしを呼んでください!」
タケタケ「じゃあそろそろ帰ろうか・・・。」
桜道舞「うん。」
トリトン「さようなら、舞さん・・・、そして皆さん・・・。」
桜道舞「元気でね、トリトン・・・。」
舞はトリトンに握手をして、地上に帰って行った。
今日も海はパールのように煌めきを放っていた。
END
トリトンちゃんは勿論、ノーカウントマコキャラになります。
トリトンちゃんとアンドンクラゲのイラストは明日載せます。
舞ちゃんの台詞の一部の赤い字は、ご覧になっている皆様にも大切な事なので色を変えて教えました。