【二次小説】第10話「時空のおっさん」
こんばんは。
たまに二次元での都市伝説のお話を載せたいと思います。
「時空のおっさん」
此方も聞いたことが有ると思います。
ある日の朝、スライヴセントラル第7区。
ハロルドは博物館に勉強に行くために、バスに乗って向かう所だった。
そして、バスが来ると乗り始めた。
此処はバスの中。
ハロルド「今日もバス混んでるなあ…。でも何とか座れた。…あ…。」
ハロルドがアッと気づいたのは、彼の目の前にはシルクハットを着て皺(しわ)を寄せているおじさんの姿があった。
そこでハロルドは、
「席を譲った方がいいかなあ。お年寄りには親切にすることが大事と学校の先生も言ってたし。」
と頭の中で感じた。
ハロルド「どうぞ、此処空きましたので…。」
おじさん「親切にどうも。」
ハロルド「あの…おじさんはマジシャンか何かでしょうか?」
おじさん「ん?まあそんなところかな?」
そして、バスから降りる。
偶然にも下降するバス停が一緒だったらしいが。
ハロルド「あの、マジシャンと言う事は、手品とか…やはり魔法使えるの?」
おじさん「まあ、そうだなあ。例えばこんな事も出来るぞ…。」
パチン!
ハロルド「え…。」
おじさんが指パッチンを弾き出した。
すると、辺り一面がほぼ赤茶色に染まり、人気(ひとけ)が無くなり、静まり返った。
ハロルド「えっ、一寸…。一寸…おじさん。居ない。居なくなってしまった。静かなのはいいけど…街なのに誰一人いないじゃない。」
ハロルドは赤く染まった街を走り回った。本当に人間は勿論、動物も車も走っていなかった。
ただ店があるため食べ物はそのままだ。
5分経過。
ハロルド「酷いよ…。こんな場所に置いていくなんて…。」
ハロルドは、怖くなったようだ。
すると、ハロルドの目の前には、
おじさん「おや、泣いてしまったのか…。吃驚させて御免な。じゃあ、元の世界に返すから。」
パチン!
おじさんは再び指パッチンをした。
そして…、
ザワザワザワ・・・。
ハロルド「え…、元の世界に戻ってる。…良かった、吃驚したよ。」
ザワザワザワ・・・。
桜道舞「いかがだったかな?ご覧の通り、街中では時空のおっさんに出会う事があるかもしれません。ではもし、時空のおっさんの世界に遭遇したときは?その注意点をお教えします。」
1、長く滞在しない事。
2、その世界の食べ物は絶対口にしない事。
※もし口にした場合は二度と現世に戻れなくなります。
桜道舞「皆も、時空のおっさんに出会った場合は気をつけてね。彼は決して害はない存在だが、メンタルが弱い方は関わらずに避けた方がいいでしょう。以上。」
END
時間があるときは、「きさらぎ駅」とか「異世界エレベーター」とか書きたいですね。